【長野県】国宝・松本城

お出かけスポット〜Spot〜

長野県松本市にある国宝・松本城に行ってきました。

松本城は戦国時代の永正年間に作られた深志城が始まりで、現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城です。

この日はとても天気が良く、お城の黒と白のコントラストが青い空とアルプスの山々に映えてとても綺麗でした。

国宝松本城天守観覧料は大人一人700円、小中学生一人300円です。チケットを購入し、早速入城しました。

日本最古の国宝の城「松本城」とは

松本城天守郡は、大天守・乾小天守・渡櫓・辰巳附櫓・月見櫓の五棟で形成されています。大天守と乾小天守を渡櫓によって連結し、辰巳附櫓と月見櫓が複合された連結複合式の天守です。

これらの天守軍は昭和4年(1929年)に制定された「国宝保存法」により、昭和11年(1936年)4月20日に国宝に指定された。また、戦後昭和25年(1950年)に制定された「文化財保護法」により、昭和27年3月29日に再び天守五棟が国宝に指定されました。

中に入ってみると、昔のまま残っている柱や鉄砲銃や銃から狂が展示されていたり、出土品などを鑑賞して楽しむことができます。

個人的に1番の見どころは4階から5階に向かう階段です。この階段は天守の中で最も急な階段で、4メートルの高さを上る階段は角度にして61度もあります!!焦らずゆっくり登ってください。もちろん、下りもこの階段です。案内係の方が安全を考慮して順番に誘導してくれるのでご心配なく。


※天守内は撮影可能ですが、安全確保の為階段付近での撮影は禁止となっておりますのでご注意ください。

余談ですが、天守内は土足厳禁です。冬場は木の床がとっても冷たく、足がキンキンに冷えるので、厚手の靴下やホッカイロなど寒さ対策をしていくと良いかもしれません。

戦国期と江戸期が融合

松本城の大天守・渡櫓・乾小天守は、戦国期の末期に、関東の徳川家康の監視という役割を担って築造されました。
それから40年後の江戸時代に初期の平和になった時代に、戦う備えをほとんど持たない辰巳附櫓・月見櫓の二棟が建てられました。
戦国期と江戸期という性格の違う時代の天守・櫓が複合された天守郡は我が国唯一だそうです!


実際に天守の中を歩いていると、時代の境目に遭遇し、柱の削り方が異なる様子を目にみることができます。是非探してみてください!

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